リサイクル工房はエアコンの無料出張回収を行っています。
これから夏本番に向けてエアコンの買い替え時期に入ります。古いエアコンの撤去・処分を検討される方も多くなり、リサイクル工房でも取り外し回収業務が忙しくなってきます。

エアコンは毎年新製品が発表されて、年々高性能、多機能になってきて、選ぶのに苦労するかもしれません。
どのメーカーを選べばいいのかわからない…、性能や機能がメーカー、機種ごとにどう違うのかわからない…、電気代はどうなるんだろう…？という方へ、リサイクル工房が各社のエアコンの比較をしてみますので、迷っている方は参考にしてみてください。

とはいっても、機能を全部比較していては、結局複雑になってきて、どれがいいのか迷ってしまうと思いますので、今回はポイントを絞って見ていきたいと思います。

各メーカーのエアコン製品のページを開いてみると、その製品や技術の一番のウリとなるキャッチコピーやビジュアルが目に飛び込んできます。要するに、そのメーカーが他社製品に対してどう差別化しているか、アピールしたいのかが分かるわけですね。

それをもとに特長を大きく分けると、
・空気の質を追求
・温度や湿度の人の快適さを追求
の2つになります。

もちろんどのメーカーも性能が偏っているのではなく、機種の価格帯によっても搭載される技術・機能は違います。あくまで傾向の一つとして参考にしてください。

空気の質へのこだわり

まずは「空気の質」系をみていきましょう。
エアコンを付けると温度や湿度は快適になりますが、窓を締め切った部屋の空気は綺麗なのでしょうか？
空気清浄機を使っている家庭も多いと思いますが、エアコン一つで空気をキレイに清浄してくれたら嬉しいですね。
窓を開けて空気の入れ替えもできないので部屋のニオイも気になるところです。

東芝（TOSHIBA）

エアコン名称 : 大清快
キャッチコピー : 「見えないけど、大事だよね、空気って。」「空気をきれいにできるエアコン」
https://www.toshiba-lifestyle.co.jp/living/air_conditioners/index_j.htm

東芝は「大清快」という名前にも現れているとおり、特に空気清浄機能に重点を置いており、子供やシニア世代がいる家庭にも安心して使うことができます。
冷暖房を付けている間の部屋は窓を締め切っているので、どこにも逃げ場のない花粉、ホコリやウイルス、カビ、PM2.5などが部屋の中に閉じ込められ、浮遊している状態になるのです。
空気清浄機を置くにしても、結構邪魔になりますよね。東芝「大清快」はエアコンそのものに強力な空気清浄機能がついていて、しかも空気清浄機と違ってフィルターの交換も不要で掃除の手間もカンタンです。

パナソニック（Panasonic）

エアコン名称 : エオリア
キャッチコピー : 「健康な空気と暮らそう」
http://panasonic.jp/aircon/

赤ちゃんを抱っこするパパ、というバナービジュアルや動画CMを見ても一目瞭然、空気の綺麗さ、安心感が伝わってきますね。
パナソニックの”水から生まれた次世代健康イオン”「ナノイーX」は、花粉やカビ、菌やウイルス、PM2.5などを抑制し、脱臭効果も発揮します。
「ナノイー」という技術は1997年から開発がスタートし、2003年に空気清浄機にその技術が搭載され、2016年にはさらに進化した「ナノイーX」が誕生します。長い間研究開発が続けられてきた信頼感があります。

シャープ（SHARP）

キャッチコピー : 「エアコン・お部屋がWで快適。これがエアコンの新常識」
http://www.sharp.co.jp/aircon/index.html

「プラズマクラスター」というのは、＋（プラス）と－（マイナス）のプラズマクラスターイオン（シャープによる造語）による空気清浄技術のことです。プラズマクラスターイオンを部屋に放出することにより、カビ、ダニ、ニオイなどに効果があり、部屋干しのニオイの軽減にも役立ちます。静電気の除去効果も。
このプラズマクラスターを用いた家電製品はエアコン以外にも加湿器、空気清浄機、洗濯機、冷蔵庫、扇風機、掃除機からドライヤーまで様々なものが発売されています。
シャープもやはり空気の「質」に力を入れていますね。

人の快適さへのこだわり

部屋の中の人がいかに快適に感じて過ごせるか、そこに重点を置いてこちらの性能も年々進化しています。

富士通ゼネラル（FUJITSU）

エアコン名称 : ノクリア
キャッチコピー : 「この爽やかさ、感じて欲しい」「いのちに変わる、空気を作る」
http://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/

富士通のエアコンの特長のひとつ「デュアルブラスター」。「デュアル」という名が示すように、温度と速さの違う2種類の気流をコントロールして、部屋中に心地よさを届けます。
例えば、「冬は足もとから暖かく」といったことができるのはうれしいですね。
また、なんと一年中、スイッチやリモコンで操作することなく、自動で最適な運転を開始したり、運転を停止したり、メンテナンスの時期をお知らせしてくれるという機能もすごいですね。
こういった機能だけでなく、富士通は「プラズマクリーン」という、イオンを用いた電気集じん方式の空気清浄技術があり、PM2.5にも対応しています。電気集じん方式はシャープのプラズマクラスターと同じ方式です。

日立（HITACHI）

エアコン名称 : 白くまくん
キャッチコピー : 「くらしカメラAIが人を識別し、体感温度を予想して快適に」
http://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/

「白熊」（シロクマ）は、ホッキョクグマの別名です。なんとなく想像が付きますね。北極でも快適に過ごせるような強力な温度の調節機能がウリです。
「くらしカメラAI」とはその部屋の人の有無や場所、在室時間を判別して、それにあわせて快適な温度や湿度になるよう調節してくれます。
また、「間取りサーチ」といって、部屋の間取りまで判別して最適な空調をするという機能も強みです。
室内の温度だけでなく、湿度の分布までもみることができる業界初の「湿度カメラ」など、なんだかすごい技術が詰まっていますね。

ダイキン

エアコン名称 : うるさら7
キャッチコピー : 「夏の快適をしつどと気流でつくる」
http://www.daikinaircon.com/roomaircon/

体にエアコンの風があたらず、すばやく部屋の中全体を最適な温度・湿度にします。
さらに「無給水加湿」といって屋外から水分を取り込み部屋を加湿するダイキン独自の技術もあります。
快適に感じるのは温度だけでなく、湿度も重要な要素なので、「うるさら」という言葉が表すように、湿度を「うるうる」「さらさら」に気持ちよくコントロールするということですね。

三菱電機（MITSUBISHI）

エアコン名称 : 霧ヶ峰
キャッチコピー : 「暑がりさんも寒がりさんも同時に快適。」
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/

暑がりな子供に合わせてエアコンを設定すると、お母さんが肌寒くなる…、なんてことありますよね？　男女や年齢の差だけでなく体格の差などによってもエアコンの快適な温度は異なると思います。
そんなときに画期的な技術「暑がりさんも寒がりさんも同時に快適。」の霧ヶ峰。
人それぞれの温度の感じ方を見分け、独立した2つのファンで気流をコントロールして、二人同時に快適にします。

まとめ

2017最新エアコン事情、いかがでしょうか？
もはや暖める、冷やすといったエアコンとしての基本性能や省エネの部分は、昔と比べて十分進化していると思います。

エアコンを買い換える時、今使っているエアコンのどこが不満なのか、考えてみましょう。

・エアコン稼働中の部屋のホコリが気になる
・エアコンの風が体にあたるのが不快
・同居人となかなかエアコンの最適設定が合わない

などなど、そんなときに最新のエアコンが解決してくれるかもしれません。

そして、使わなくなった古いエアコンの取り外し、回収に困ったときは是非私たちリサイクル工房にご相談ください。

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