エアコン豆知識

10月21日2017

冬のエアコンの効率的な使い方

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冬のエアコンの効率的な使い方

そろそろ10月も終わり頃。夏の終わりから初秋にかけても暑さが続き、気がついたらもう寒くなってきました。
エアコンも冷房として頻繁に稼働していた夏から一息ついたと思ったら、もう暖房としての活躍が始まります。

夏に酷使したエアコンの掃除やメンテナンスはしっかりされましたか?
エアコンが効率よく運転するためには日頃の掃除やメンテナンスが欠かせません。エアコンをあまり使用しない時期にしっかりとしておきましょう。

さて、以前夏の間に効率的なエアコンの使い方について書きましたが、(夏のエアコンは24時間つけっぱなしが効果的1?)、今回は冬に節電に気をつけながらエアコンで部屋を効率よく暖める方法について書いていきたいと思います。

まず前提として踏まえておきたいことは…
※比較的新しい機種を使いましょう。古いエアコンは元々の機能・性能や経年により性能が落ちています。
※部屋の広さにあったエアコンを使用しましょう。
※気密性の高い住居の方がより効果的です。
※エアコンのフィルターはきちんと掃除しておきましょう。
です。

晴れた日の昼間はカーテンを空けて太陽熱で部屋を暖めておきましょう

夏の場合はなるべく外の暖かい空気を遮断する方がいいですが、冬の場合は逆です。晴れの日はカーテンを空けて太陽の光をいっぱい取り込んで自然の熱で部屋をあたためておくと、エアコンを付けたときに目標の温度までの温度差が少なくなるので効果的です。
そのときに少し換気もしておくといいですね。
ビニールハウスと同じ原理で、窓の面積が大きい程効果はありますが、外からの人目が気になる場合は、部分的にレースカーテンをしておいてもいいと思います。

エアコンは冷房よりも暖房のときの方が電気を多く使うので、「エアコンを使わずに済むときは、なるべく使わない」ことを心がけましょう。

運転モードは「自動運転」で

エアコンを「弱」にしたら、目標の温度まで達するのに長い時間がかかってしまいます。それよりも「自動運転」で素早く温度を上げてしまう方が省電力になります。
同じように、風量も弱い方がいいのかな?と思うかもしれませんが、風量も自動にしておいた方がいいです。
エアコンは「暖かい空気を作る」のと「ファンを回して暖かい空気を出す」2つの動作に電力を使っています。このうち、「ファンを回す」方は微々たる電力しか使わず、「暖かい空気を作る」方に多くの電力を使っています。つまり、ファンを弱めにすると、その分「暖かい空気を作る」方に長い間電力を使うことになってしまいます。

部屋が暖まりすぎたときはむやみにエアコンのスイッチを切らず、設定温度を下げる

部屋が暖まりすぎたかな?と思ってエアコンのスイッチを切ってしまうと、次にまた暖めるとき、運転スタート時に再び多くの電力を使うことになってしまいます。本当に必要なくなったときはもちろんスイッチを切ってもいいですが、ちょっと部屋の温度を調整したいというときには、まず設定温度を自動運転からマイナスの設定にしておくと、次に再び暖めるときに無駄な電力を使いません。
暖まりすぎたり、部屋を出るときにエアコンのスイッチを切った方がいいのか、少し立ち止まって考えてみましょう。

サーキュレーターや扇風機を一緒に使って暖かい空気を撹拌

暖かい空気は上の方に溜まり、冷たい空気は下の方に降りてくるという性質があります。部屋全体に暖かい空気を循環させるために、エアコンと一緒にサーキュレーターを使うと効果的です。
扇風機でも大丈夫ですが、サーキュレーターの方が風を直線的に遠くへ飛び、部屋の中の空気の循環をコントロールしやすいです。
エアコンの風向きを下にして、サーキュレーターの向きを上向きにしておくと、エアコンから出てきた暖かい空気はまず下に行き、その後上に行って循環するため、部屋全体に暖かい空気を拡散させる流れを作ることができます。これはエアコンの設置場所や間取り、家具の配置、サーキュレーターを置くことのできる場所などが部屋ごとにかなり条件が変わってきますので、それぞれご自分の部屋で試してみてください。
部屋の下の方、つまり人間がいる場所、特に足下の温度を上げることができて、暖かさを体感できます。
サーキュレーターや扇風機がない場合でも、基本的にエアコンの暖房時は風向きを下に向けておくといいでしょう。
こちらはダイキンのホームページですが、空気清浄機の吸気・排気機能を使ってエアコンの空気を拡散させる例が書いてあります。このページにある図を見ると空気をどういう向きで循環させたらいいかイメージできると思います。
http://www.daikin.co.jp/kuuki/results/02/
それにしても空気清浄機を使うのは一石二鳥でナイスアイデアですね!

加湿器を併用する

一般的に湿度が10%上がると体感温度は1℃上がると言われています。冬は特に乾燥しやすいので、加湿器も一緒に稼働させておくといいでしょう。
加湿器が無い場合は、沸騰したお湯を入れたやかんを置いたり、ボウルや洗面器などの容器に水を入れておく、お湯で濡らして絞ったタオルを室内に干す、霧吹きで水を吹くという方法もあります。

室外機の周りもチェックしましょう

室外機の周りに物が置いてあると効率も悪くなってしまいます。室外機は外の空気と室内の空気を調整するのにとても重要な役割を果たしています。室外機の吸気や排気の風の通り道に余計なものがあると、効率が落ちてしまいますので、今一度確認してみてください。

まとめ

エアコン一つよりも様々な工夫を組み合わせることによって、快適で省エネなエアコン生活になります。
また、エアコンに頼りすぎずに、厚着をする、ルームシューズやスリッパを履いて足が冷えないようにする、ひざ掛けなどを使うなど、少しでもエアコンの設定温度を下げたままで過ごせるアナログな方法も試してみるといいですよ。


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